エッジコンピューティングを素振りしてみたかったので、Cloudflare Workersを触ってみた。
恐らく仕事で使うとしたらLambda@Edgeになると思うけど、個人で気軽に試すにはCloudflare Workersは無料で動かすことも出来るのでハードルは低い。
触ってみて思ったことメモ。
- とりあえず最初の一歩をWeb上のエディタからサクッとデプロイできる体験よかった
- ServiceWorker(WebWorker)とI/F同じで使えるのは覚えることが少なくて親近感がある
- wranglerというCLIツールが提供されていて、ローカルでworkerの動作を確認するサーバが立ち上げることができる。開発がローカルで完結するの最高
- ローカルで開発可能がゆえにデバッグがしやすい
触ってみるまであまりイメージ湧いてなかったけど、これはブラウザではなくブラウザに最も近いCDNのエッジで動くServiceWorkerなのだと思うとメリットが分かった。
ServiceWorkerはインストールとアップデートが本当にめんどくさく、postMessageの制約の中でやりとりする分クライアントサイドのロジックが複雑になりがち。
クライアントサイドから分離されることでロジックがシンプルになり、且つ超高速にやりとりが可能、というのはよい。クライアントからしたら向き先がオリジンサーバかエッジサーバかの違いだけなので、とてもわかりやすくなる。
という感じでちょっと好きになってきた。
調べてるときにNext.jsでSSGした結果をCloudflare Workersで配信とかやってるのを見たので、エッジで完結するブログジェネレータでも作ってみるか。